2013年度活動報告 Toggle


・4月23日
エリェナ パァヴロヴァ顕彰会役員会 新国立劇場内「マエストロ」にて

・5月3日
エリェナ パァヴロヴァ顕彰会会報第2号発行

・5月26日
エリェナ パァヴロヴァ墓参 横浜外人墓地にて

・8月6日
エリェナ パァヴロヴァ顕彰会ホームページ開設

・8月~2014年1月
青少年のためのバレエコンクール「ザ・バレコン」エギジビション・スペシャル「エリェナ パァヴロヴァに捧ぐ」(8月8日東京、 8月25日名古屋、12月23日札幌、2014年1月6日福岡)

・2014年3月9日
鎌倉市七里ガ浜町内会主催「日本バレエスクール発祥の地—パヴロバ家の歴史—」協力 七里ガ浜公民館にて
 

児島学敏先生の講演及び顕彰碑訪問
 3月9日、七里ガ浜町内会主催による「日本バレエスクール発祥の地—パヴロバ家の歴史—」が七里ガ浜公民館にて開催されました。七里ガ浜の皆様からの「是非、改めてパァヴロヴァ一家の歴史を教えてほしい」との熱いご要望にお応えしたものです。エリアナ・パヴロバ顕彰碑の設計を担当された児島学敏先生の講演を主に、一昨年上映したナデジダ・パァヴロヴァ主演の短編映画『ワルツ』の上映、パァヴロヴァ姉妹の功績についての解説なども含め、大変充実した会となりました。参加者は50名を超え、姉妹や今は亡き建物を知る多くの方々からの発言が飛び交い、その後の世代の方々からも「大変勉強になった」と大好評でした。
 講演後には、参加者全員で顕彰碑まで歩き、顕彰碑を目の前にして、児島先生と参加者の活気ある質疑応答が行われました。

(写真:児島学敏先生 )

(写真:児島学敏先生 )

 

青少年のためのバレエコンクール「ザ・バレコン」
エギジビション・スペシャル「エリェナ パァヴロヴァに捧ぐ」

 エリェナの長兄・藤田繁先生のご長男である藤田彰彦先生が主宰する青少年のためのバレエコンクール「ザ・バレコン」において、エリェナ先生を称えるイベントが行われました。ザ・バレコンは、日本各地を回って開催されていますので、この企画も、昨年8月から、東京、名古屋、札幌、福岡で行われました。
 コンクール開催期間には、ロビーにエリェナ先生の大きな写真が数多く展示され、若い来場者たちも写真や解説を真剣に見つめていました。なお、各地最終日には、エギジビション・スペシャルとして、エリェナ パァヴロヴァの代表作が復元上演されました。
 上演作品は、「瀕死の白鳥」「春の歌」「ジプシー」「トンボ」の4作で、ザ・バレコン過去の受賞者たちをはじめとするレベルの高いダンサーたちによって踊られました。コンクールでテクニックを競ってきた若者たちの目に、100年前のバレエはどう映ったでしょうか?改めて「バレエとは?」を見つめ直すよい機会になったことと思います。また、来場者のみならず、各地の新聞雑誌にも大きく取り上げられ、エリェナ パァヴロヴァの功績を広く知ってもらえる大変有意義な企画となりました。
 復元にご協力いただいたパヴロバ・バレエスクールご出身の海老原久美先生、演出をご担当された森龍朗副会長、また、出演ダンサーの皆さんと先生方に深くお礼申し上げます。
 なお、大阪での開催はまだこれからです。今夏7月28日から8月1日まで、メルパルク大阪で予定されています。

ロビーでの展示の様子

ロビーでの展示の様子

 
 
郷翠さんによる『瀕死の白鳥』ザ・バレコン札幌にて

郷翠さんによる『瀕死の白鳥』ザ・バレコン札幌にて