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貝谷バレエ団創立80周年記念パーティー 11月18日(日)


 貝谷八百子先生は、1921(大10)年、福岡県大牟田市に6人兄弟の末子として生まれ、1926(昭元)年、エリェナ・パァヴロヴァの九州巡業公演に感動し、1933(昭8)に上京。翌年から東京・蚕糸会館でエリェナに入門します。先輩である橘秋子、東勇作は既にパヴロバ・バレエスクールを卒業し、独立して舞踊活動をしていましたが、久世玉枝、高柳美根が同期にあたります。エリェナは貝谷八百子に大変期待を寄せ、友人である上海バレエリュスのバレエマスター、ニコライ・ソコリスキー(のちに小牧正英が上海で師事することになります)を日本に呼び寄せ特別指導をさせるなどして大切に育てました。1936(昭11)年には自作『ツィガーヌ』でパヴロバ・バレエスクールを卒業。1938(昭13)年に「貝谷八百子バレエ劇場」を結成。11月に「貝谷バレエ劇場第一回公演」を歌舞伎座で開催しました。演目は、エリェナから贈られた『瀕死の白鳥』のほか『美しき森』『ローマの松』『「アラビアン・ナイト」よりワンパート』ほか。エリェナ・パァヴロヴァ、東勇作らも客演し、歌舞伎座を満席にしたこの公演は今も伝説となっています。以降、日本を代表するプリマバレリーナとして君臨し続けるかたわら、1991(平3)年に70歳で亡くなるまでに数々の創作発表、日本初演など、偉大な功績を残しました。
 パーティー当日は懐かしいお写真や映像も拝見できるようです。主催者の先生方より、パァヴロヴァ顕彰会の皆様にお越しいただけたらうれしいです、との温かいお言葉を頂いております。
 是非、この機会に貝谷先生の偉業を振り返っていただければと思います。

  日時:11月18日(日)13時より    
  会場:渋谷エクセルホテル東急
  会費:10,000円           
  お申込み:info@elena-pavlova.jp
  *お申込みいただいた方に詳細をご連絡いたします。